
2026.02.08滝沢物流とは物流コラム
なぜ私たちは「楽な道」ではなく「困難」を選ぶのか?
物流業界の仕事は、決して「楽」なものではありません。
早朝からの運転、夏場の荷積み、冬場の洗車……。
一般的に見れば、肉体的にも精神的にもタフさが求められる環境です。
しかし、不思議なことに、私たち滝沢物流のドライバーたちは、厳しい業務を終えた後にこそ、最高の笑顔を見せることがあります。
普通に考えれば、人は苦痛を避け、快楽を求めるはずです。
しかし、「人間は状況や程度によって、あえて困難や苦労を求める生き物である」ということが科学的に解明されています。
私たちが仕事に感じる「充実感」の正体とは、一体何なのでしょうか?
滝沢物流の現場で見かける「あえて苦労を選ぶ」瞬間
例えば、滝沢物流では「環境整備(6S活動)」を徹底しています。
業務で疲れていても、ドライバーたちは自分のトラックをピカピカに磨き上げます。
「整理・整頓・清掃」は単なるルールではなく、自分の生活を支えてくれる道具への感謝の儀式だからです。
一見すると、「疲れているのに洗車なんて面倒だ」と思うかもしれません。
しかし、心理学には「作業経済の法則」(最小の労力で済まそうとする本能)がある一方で、「労力そのものが喜びの源泉になる」という側面もあります。
ピカピカになったトラックを見て「よし、明日も頑張ろう」と思える瞬間。
ここには、単なる報酬以上の価値があります。
これは、登山家が極寒や疲労といった「苦しみ」を乗り越えた先に、言葉では言い表せない達成感や仲間との絆を感じるのと非常によく似ています。
苦労の先にある「スウィート・スポット」と「意味」
なぜ、大変な洗車や安全運転への極度の集中が、私たちに喜びをもたらすのでしょうか?
ここには大きく2つの心理的メカニズムが働いています。
① コントラスト効果(苦痛と喜びの相対性)
人間の脳は絶対値ではなく「差」に反応します。
寒さがあるから暖かさを感じるように、厳しい配送業務(苦痛)を完遂した後の「無事故で帰庫した安堵感」は、何もしない日常では味わえない強烈な幸福感を生み出します。
② フロー体験と人生の意味
配送中、プロのドライバーは運転に完全に没入します。
これは心理学でいう「フロー状態」に近く、目の前のタスクに集中すること
で自己意識が消え、深い満足感が得られます。
さらに重要なのは「意味」です。
単なる苦労はただの徒労ですが、「お客様の明るい未来を物流で支える」という滝沢物流の明確なミッション(目的)があるからこそ、その過程にある困難は「意味のある物語」へと変わります。
『苦痛の心理学』では、「意味のある行動とは、何らかの目標に向かう行動であり、それには必然的に苦しみが伴う」と説かれています。
私たちが「物流のプロ」として安全や品質にこだわる過程で生じる困難は、私たちの人生に深みと価値を与えてくれる「良いスパイス」なのです。

あなたの「心地よい苦労」は何ですか?
ここで、少しご自身のことを振り返ってみてください。
あなたがこれまでの人生で「やってよかった」「成長できた」と感じるエピソードは、楽に手に入ったものでしたか?
それとも、何かしらの苦労や努力を乗り越えた先にあるものでしたか?
おそらく、記憶に深く刻まれているのは後者ではないでしょうか。
私たちは、「自分で選んだ適切な苦しみ」によって、自分自身の能力を確認し、人生を肯定することができるのです。
困難を楽しめる「プロフェッショナル」へ
仕事における苦労や困難は、避けるべき「敵」ではありません。
それは、仕事のやりがいを引き立て、私たちを成長させてくれる「パートナー」になり得ます。
滝沢物流では、単に荷物を運ぶだけでなく、「仕事を通じて社員一人ひとりの人間力を高める」ことをビジョンに掲げています。
「できない理由」を探すのではなく、「どうすればできるか」を考えて前向きに挑戦する。
そんな私たちの姿勢は、まさに『苦痛の心理学』が解き明かした「人間が充実して生きるためのメカニズム」そのものと言えるかもしれません。
もしあなたが、今の仕事や生活の中で「壁」にぶつかっているなら、それは大きなチャンスです。
その壁を乗り越えるプロセスそのものが、あなたの人生における最高の「スウィート・スポット」になるかもしれないのですから。
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当社は安全性について高い評価を得たトラック運送事業者に与えられる「安全性優良事業所」として認定されています。
また群馬県内で地球温暖化防止に配慮した活動を行った事業者認定もされています。