
2026.07.05滝沢物流とは物流コラム
「自分一人の仕事なら完璧にこなせるのに、管理職になった途端、どう動けばいいかわからなくなった…」
運送業界で現場の第一線から管理者へとステップアップした際、このような壁にぶつかる方は多いのではないでしょうか。

これまで無事故無違反で完璧にスケジュールをこなしてきた優秀なトラックドライバーほど、管理者になるとギャップに苦しむことがあります。
例えば、事務所での電話応対に追われたり、自分のミスではないのに頭を下げて謝らなければならなかったり。
さらには、遅刻してくる後輩の対応にイライラしてしまうこともあるでしょう。
なぜ、現場で活躍できた人が、管理者になると突然つまずいてしまうのでしょうか。
現場では「自分の荷物を安全に時間通りに届けること」が最大のミッションです。
しかし、管理者になると視点が「自分(俺)」から「全体(私)」へと変わります。
例えば、稼働日数が多い繁忙期には事故のリスクも上がりますが、管理者は「いかに事故の確率を下げつつ、売上の平均を上げるか」という、一見相反する難しい課題に取り組まなければなりません。
管理者に最も求められるのは、「仕事を教える親切心」ではなく「人材を育てる責任と覚悟」です。
先輩と後輩の関係であれば、先輩は親切心から「今日の仕事の段取り」を教えます。
しかし、上司と部下の関係では、上司は「責任」を持って指導にあたります。
部下が失敗すれば、それは上司自身の責任として問われるからです。
管理者の重要な役割の一つに、ドライバーの「三方よし」の実践があります。
これは「走り方よし・届け方よし・休み方よし」という3つの柱を指します。
この実践を通じて、「稼げる・帰れる・休憩できる」という新しい「3K運行」を実現することが、安全確保と収益確保の両立に繋がります。
現場のドライバーは「お客様第一」で動きますが、経営や管理を担う者は「社員第一」でドライバーの健康や働き方を考えることが理想とされています。
単に今日の業務を教えるだけでなく、今年の計画や将来のあるべき姿まで語り合い、部下が自立して育つまで伴走する責任があるのです。
だからこそ、管理者には大きな覚悟が必要です。
人を育てることで、結果として安全で高品質な物流サービスを生み出すことができるのです。

私たち滝沢物流も、このようなリーダーの育成を通じて、一緒に働く仲間を大切にし、社員同士が助け合うチームワークを築いていきたいと強く願っています。
仕事を通じて全社員の人間力を高め、多くの人に必要とされることを生き甲斐にできる職場を目指していきたいと考えています。
さて、この記事を読んでくださっているあなたは、自分の仕事を誰かに「言葉でわかりやすく説明」できますか?
「自分は見て覚えろと言われてきたから教えられない」と思うかもしれません。
しかし、一流のプロとして培ってきた技術を誰かに丁寧に説明することは、自身の学びを深め、管理者への第一歩を踏み出すきっかけにもなります。
管理者の仕事は、決して楽ではありません。
しかし、丁寧に教えることで相手から感謝され、部下の成長を実感できたときの喜びは、ドライバーとしての達成感とはまた違う大きなやりがいになります。
滝沢物流では、感謝・謙虚・思いやりの心を持ち、関わるすべての人に喜ばれ、地域社会に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
まずは、身近な仲間に自分の経験を「伝える」ことから始めてみませんか?

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当社は安全性について高い評価を得たトラック運送事業者に与えられる「安全性優良事業所」として認定されています。
また群馬県内で地球温暖化防止に配慮した活動を行った事業者認定もされています。