
2026.08.22
「いつも通りだから大丈夫」その一瞬の慣れと油断が、大切なトラックや私たちの未来を奪うかもしれません。
どれだけ無事故の素晴らしい記録を重ねていても、ほんの一瞬の「まあいいか」という甘えがすべてを崩し去ることがあります。
特にプロを悩ませるのが「バック事故」です。
「何度も通い慣れた場所だから」「いつも問題ないから」と、バックモニターやミラーだけで済ませていませんか?
実は、そんな「慣れ」と「油断」にこそ、乗用車とは比較にならないほど大きくて恐ろしい死角が潜んでいるのです。

例えば、激しい雨の日の接車作業。
雨風を防ぐため、現場のシャッターが少し低く降ろされていることがあります。
雨で外が見えにくくなると、つい「窓を開けて顔を出すのが面倒だな」「モニターだけでいけるだろう」と、確認のひと手間を省いてしまいがちです。
しかし、その油断が生んだほんの少しの死角に、想定外の高さにあるシャッターの角が隠れています。
「ガシャーン!」と衝撃音が響いた時には手遅れです。
モニターやミラーの死角となる高い位置の障害物に衝突し、お客様の施設や大切なトラックを傷つけてしまいます。
事故を起こせば、「僕のせいで…」と強い後悔に包まれ、共に働く仲間にも大きな負担をかけることになります。
雨の日こそ事故リスクは跳ね上がるのに、そのわずかな手間を惜しんでしまう。
これこそが、現場で実際に起こり得るリアルな葛藤と事故の瞬間なのです。
なぜバック事故が起きてしまうのか。
そして、どうすれば防ぎ、安心できる毎日をつくることができるのでしょうか。
バック事故をゼロにするためには、「まあいいか」を捨て、目視・ミラー・モニターを組み合わせた「3つの間」の手順を徹底することが重要です。
トラックには多くの死角が生じます。
バック走行は「宿命」ですが、後方確認はプロとしての「使命」です。
「ひと手間が面倒だ」と確認を省けば、事故を招くのは必然と言えます。
降車確認はわずか29秒、一回りしても37秒ほど。この30秒程度のこだわりが、事故後の「あの時、立ち止まって降りて見ていれば…」という100%の後悔を防ぎ、自分と仲間を守る唯一の手段だからです。
具体的には、以下の「3つの間」を習慣にしていきたいと考えています。
①まず目視:
開始前に、窓を開けるか降車して直接目で死角を確認。
②つぎにミラー:
後退の動きに合わせ、サイドミラーで左右の障害物を確認。
③あとモニター:
まっすぐ後退する段階で、バックモニターで最終チェック。
この丁寧な動作と感覚だけのバックでは、実際の作業時間にほとんど差はありません。
「仕事とは面倒なことをやる時間である」というプロの覚悟を持ち、この「ひと手間」を積み重ねることこそが、安全で働きやすい職場をつくる環境整備(6S活動)に繋がります。
私たちは「慣れているから得意だ」と過信するのではなく、「バックは本来、非常に怖く危険なものである」と正しく恐れ、初心を忘れずに臨む姿勢を大切にしていきたいと考えています。
だからこそ私たちは「確認」の対義語を「後悔」と位置づけ、その「ひと手間」を絶対に省かない強い姿勢を貫きます。
これがお客様に喜ばれる高品質な物流を実現するプロの鉄則です。

あなたは今日、トラックの運転席に座る際、あるいは普段の仕事の中で「面倒くさい」に負けず、わずか数十秒の「確認」を徹底できましたか?
「いつも大丈夫だったから」という過去の油断に頼り、大切なプロセスを省略してしまってはいないでしょうか。
バック事故は偶然ではなく、「確認」というひと手間を怠った結果として引き起こされるものです。
私たち滝沢物流は、一緒に働く仲間を大切にし、助け合えるチームワークを築いていきたいと強く願っています。
トラックを磨き点検整備を確実に行うこと、そして「和顔」での挨拶や「愛語」による思いやりのある会話を徹底することも、すべては「人を大切にし、安全を守る」目的を達成するための行動です。
「走り方よし、届け方よし、休み方よし」の「三方よし」を全員で実践し、働く一人ひとりが生き生きと輝き、物(収入)と心(安心)の両面で豊かになれる職場を、これからも全員で目指していきたいと考えています。
「バック事故・忘れた頃に・やってくる」 この合言葉を常に胸に刻み、今日からまた、笑顔と真剣な姿勢で、お客様の明るい未来を支えていきましょう!

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当社は安全性について高い評価を得たトラック運送事業者に与えられる「安全性優良事業所」として認定されています。
また群馬県内で地球温暖化防止に配慮した活動を行った事業者認定もされています。